【アドラー心理学】嫌われる勇気の要約




こんにちはゆうたです。

かつてこの本「嫌われる勇気」が大ヒットしたことを皆さんは覚えているでしょうか。

「そういえば流行っていたけど結局見てないんだよな」

いう方も少なくないと思います。そこで今回は簡単にこちらの本を要約し、アドラー哲学とは何か解説していきたいと思います

嫌われる勇気を読むべき人

・今の自分に不満があり自分を変えたいと思っている人

・人間関係にうんざりして疲れてしまっている人

・自由を求める人

嫌われる勇気という本について

この本は全編が哲人と青年の2人の会話によってできています。そのため少しとっつきにくそうな哲学のことについて書いてある本であるにも関わらず読みやすいというのがウリの本となっています。

哲人は「世界はどこまでもシンプルであり、人は今日からでも幸せ(自由)になれる」と説きます。

それに対し、多くの悩みを持ち幸せを感じることができていない青年がその真意を問いただそうとする、というストーリーです。

嫌われる勇気のポイント

以下ではもう少し詳しく「嫌われる勇気」のポイントについて解説していきたいと思います。

アドラー哲学で一番大事な考え方「目的論」とは?

アドラー哲学の考え方の根本には「目的論」というものが存在します。

以下がアドラーの言葉になります。

「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。
我々は自分の経験によるショック ーいわゆるトラウマー に苦しむのではなく、経験の中から目的に合うものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。」

少し難しいですね。

具体例を出して目的論について考えていきましょう。

例えば、ある男は小さいころに親に虐待され、人間不信になりその結果引きこもりになってしまった。

この話は何ら違和感のない話ですがこの考え方はアドラーの目的論の逆「原因論」といいます。

では目的論とは何なのでしょうか。

ある男は引きこもるという目的を達成するために、過去の虐待という経験のせいにしている。

というなかなか意味不明なものなのです。

この物語に出てくる青年は自分に多くのコンプレックスを抱えており「自分は変わりたいが、変わることができない」ということに苦悩していますがそれに対し、哲人は

「自分が変わらない方が楽だから変わらないという目的を達成するために様々な原因を持ち出してきている」と説くのです。

変わらないことの方が楽であるため変われない理由を常に持ち出しているのですう。

変わろうとする勇気さえあれば人は過去の経験など関係なく、いつからでも変わることができるというのがアドラー哲学の根本的な考え方になります。

しかし、そうは言われても青年はそう簡単に納得するはずもなく、、、

全ての悩みは対人関係にあり

皆さんはこれを聞いてどう思いますか?

「仕事に関する悩みがある、これは対人関係の悩みではないだろう」

「対人関係の悩みなんてくだらない、自分はどうすることでより幸せに生きることができるかという向上心から生まれる悩みを持っている。」

といったように全ての悩みは対人関係にあるというのは少し受け入れがたい考え方であると思います。

しかし、例えば仕事でうまくいかないことなどは本質的には他の人からの自分の評価が低いことに対する悩みであると考えることができます。

自分自身の幸福を求める悩みも他の人と比較して初めて生まれる悩みであると考えることができるでしょう。

そしてこの章では、アドラー心理学の中でも重要な4つの目標が出てきます。この目標は大きく2つに分かれています。行動面の目標と心理面の目標というものです。

行動面の目標

  • 自立すること
  • 社会と調和して暮らせること

精神面の目標

  • 私には能力があるという意識
  • 人々は私の仲間であるという意識

この目標を見てわかるかもしれませんがアドラー哲学は「人は対人関係の中でしか生きることができない」と説いているのです。

嫌われる勇気とは

ここでタイトルでもある「嫌われる勇気」についてもう一度考えてみましょう。

嫌われることと幸せになろうとすること関係ある?というように一見よくわからないタイトルだと感じるかもしれませんが、少しだけ読み解けてきたような気がします。

人は誰でも今から変わることができるというのがアドラー哲学の根本となる考え方でした。

人は誰しも変わることで幸せになろうとしています。しかし、そう簡単に今の自分を変える行動ができないのはなぜでしょうか。

それはいつだって人の目が気になるからなのです。

幸せ(自由)になるためには人にどう思われるかを気にしてはいけないのです。嫌われることだって気にしてはいけないのです。

まとめ

簡単に要約してしまいましたが、本ではもっと色々なアドラー哲学の考え方に触れながら幸せになるための考え方が書かれています。

一度手にとってみてはいかがでしょうか。